小野俊介 サル的日記

いや、その、サル的なヒトだから・・・

年忘れとは言い得て妙なり

さて年末である。 皆さん、部屋の大掃除や窓拭きは終わりましたか? 机の上を整理していると数年前の書類が出てきたりする。 数年間ほったらかしにしても何の影響もなかったのだからポイッと捨ててしまうのが正解なのだが、なぜかそういう書類ほど捨てにくい。 3日前の書類の方が捨てやすいんだよね。 人間は非合理だ。

今年最後のブログの更新である。

昨年と同じく、サル的なヒトは四国の田舎に帰省中。 高齢の両親や親族と離れて暮らしているから、一年ごとの変化にとても敏感になる。 田舎は、これほど星が空にはあったのかと驚くほどの澄んだ夜空である。 一方でいわゆる 「国道沿い」 は日本中が同じ光景になりつつあることも痛感。 岩手も宮崎も愛媛も同じ系列のチェーン店、ショッピングモールが並んでいる。 ここ十年くらいでますます画一化が進んだ気がするのだが、気のせいだろうか。

作者がブログのネタを考える苦しみから逃げ出したいらしく、前回からサル的日記は「秘書さんのだんなさんの今日の弁当」路線へと舵を切ることになったわけである。 第二弾はこれだ。 どうですか、この勇壮さ。 ひこにゃんが実に素晴らしい。 今後もこの路線でいけるかどうかは、秘書さんの気力、体力、そして早起きにかかっている。 Oさん、引っ張れるだけ引っ張ってください、このシリーズ。 頼みますよ。

*****

今年の一番の思い出は何かなぁ、などと年末らしいことを書こうと思ったのだが、少し酒が入っているせいか、何も思い出せない。 最近、楽しいことが基本的に何もないからなぁ。

・・・ あ、思い出した。 上原の出ているレッドソックスの試合を見てたら、何人かの選手の髭(ひげ)が気になって試合に集中できなかったこと。 レッドソックスって、あんなワイルドなヒゲおやじたちのチームだったっけ?
・・・ 
・・・ うーむ。 これが俺の 2013年 最大の思い出か。 ちょっと情けないぞ、自分。

もう一つくらいなんかないかなぁ ・・・ お、そういえば、さっきテレビに出ていた腕相撲選手権の審判、スキンヘッドに黒のハチマキしてて、微妙だったなぁ。 なんか酔っぱらいのリーマンが頭にネクタイをしてる姿みたいで笑えたよね、フフフ フフフ ・・・ 

・・・ い、いかん。 これってわずか 30分前の記憶ぢゃあないか。 俺の 2013年は一体どこに行ってしまったのだ? すべて忘却の彼方へ消えてしまったのか?

ま、いいか。 焼け付くような、忘れられない痛みを伴った記憶がある年よりも、いろいろなことが忘れられてしまう年の方が幸せなのだ、きっと。

*****

あまりに中身がない記事なので、お勧めの本を一冊くらいは紹介しておこう。 出ました、山口晃画伯の最新作。

すゞしろ日記 弐

すゞしろ日記 弐

お正月、しばし憂き世を忘れて、こたつでのんびりとほろ酔い気分でパラパラと読むのに最適。 それを山口画伯も望んでいると思います。 東大出版会から月1回出ている UP という無料誌の超人気連載である。 UP という無料誌もとても面白い (東大の先生方が寄稿している) ので、興味のある方は東大出版会の web ページにアクセスしてみてください。

*****

田舎の実家では WiMAX の電波は二階にしか届かない。 二階に上がって、はてなブログにつないで、この記事を送信して ・・・ はい。 これで 2013年のサル的日記はすべて終了。 皆さん、今年もお疲れ様でした。 

読者の皆さんすべてが心温まる良い年を迎えられますよう、心からお祈りしています。 来年もよろしくね。