小野俊介 サル的日記

いや、その、サル的なヒトだから・・・

2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

モノしか見ない、世界の王様たち

今日は、とても重い話。 重すぎて、とても1回のエントリーでは終わらないから、ほんのさわりだけ。医薬品業界の人たち(製薬企業の人々、厚労省やPMDAの人々、医薬品関係の学者、医薬品メディアの人たち、など。このブログでは何度もこの言葉を使うから、念…

今日はお休み

ヘロヘロなので、今晩はブログはお休み。 といいつつ、一言、二言書いてから寝ます。 根っからの貧乏性だ。今日は、米国留学から帰ってきたお医者さん、そして、これから米国留学に行く身内を持つ方と、続けて話をした。なんとなくボーっとした一日。ボーっ…

どこが歪んでいるかを皆で考えよう

今の日本の業界人に日本の新薬開発のことを書いてもらうと、平気でこういう文章を持ってくる。Japan is a unique country where the regulator and company determine doses using domestic data. (注: doses は新薬の用量(1日にどれくらい服用するか)の…

グローバル社会をタフに生きるための研修はどうですか

日本語版ニューズウィーク誌(April 18, 2012)のグローバル人材養成の記事、とても面白い。こういう記事は数カ月ごとに、そして半永久的に、ビジネス誌の紙面を飾り続ける。 新しいことが書かれているわけではないのに、毎回毎回、現代人の不安な気持ちを見…

金曜日だから幸せなり

金曜日の夜は幸せで、タモリ倶楽部を見て笑って(今日は空耳アワード2012だった)、日曜日の夜は、「世界の果てまで行ってQ」のあたりから、だんだん不幸せになって、月曜日の朝になると、お腹がシクシク痛くなる。 時にビチビチになる。こういう規則正しい…

想いやアイデアを成仏させるための場を作りたい

「場」を支配している人は強い。医薬品の世界でも、組織、集団、集会、メディア・・・いろいろ「場」はあって、そうした「場」の占有権、支配権をめぐって、おぢさん・おばさんたちは日々血みどろの闘いを繰り広げている。御苦労さま、という気もするが、そ…

僕がスパイだったあの頃

疲れているので、ややこしいことが書けない。 今晩はラジオネタでお茶を濁そう。僕は昔スパイだったのだ。・・・ なーんて書くと、訳も分からず 「不謹慎だ」 などと怒り出す人が出てくるので (そんな阿呆などどうでもよいのだが、公安に張り付かれると気持…

A pipe dream

なんだかすべてがバカらしくなったりする。データ欠測に関するパターン混合モデルの条件付き確率の式(こういうわけのわからないことを、わからないなりに、ウンウンうなって考えるのが商売だから、仕方ない)をぼんやり眺めつつ、今自分の周りで現実に起き…

「・・・の立場」利権のようなもの

医薬品関係の専門家や業界人のシンポジウムでよく見かけるのが、何人かが登壇して、プレゼンして、その後ディスカッションを行うスタイル。そこでは、大きな、ざくっとしたテーマ(例えば、新薬のグローバル開発)があって、「製薬企業の立場から (株)○○製…

いばりんぼうや理屈人間たちとの喧嘩に疲れたら

僕たちのまわりには、威張りんぼう、理屈人間、自己中心人間、左脳人間ばかり。まず情が先にたつ人や、まず他人の幸せが気になる人には、生きにくい世の中である。・・・などと息抜きのブログの中ですら、フェミニズムの倫理(ethics of care)を説明してや…

怒りだす人々、大笑いする人々

新薬の製造販売承認なんていう世界を研究する仕事をしている。 世の中では、製造販売承認なんていう言葉を生涯一度も発することなく人生を終える人の数の方が、そんな言葉を日常的に発していたり、ましてや研究していますなんて言っている人の数よりもはるか…

ブログ、始めますよ

まずは練習。 しっかり自分を主張しないと生き残れない時代はつらいものだなぁとも思う。