小野俊介 サル的日記

いや、その、サル的なヒトだから・・・

神コピー

年寄りになったせいか、最近感動する機会が減って困っている。 いや、この頃とても涙もろくなって、下町ロケットを見ていてすぐジワーンと涙目になってしまう、というのは確かなのだが、それって感動とは違うよね。 私が求めるのは感動である。 感動。 うおおっ! こ、これは一体何なのだ? というやつ。

しかし、先週、サル的なヒトはものすごく感動したのだ。 感動のあまり、丸の内線の中でホントに 「うおおっ!」 と声が出てしまったほどなのだ。 私を感動させたもの、それは週刊少年マガジンの、あの 「七つの大罪」 に満を持して登場したアイツである。

傲慢の罪、エスカノール。

どのくらいすごいかというと、このくらいすごいのだ。


忙しい、忙しいと言っておきながら、こんなお絵かきは苦にならんのだから、自分、アホかもしれん。 学生からは 「あんた、こんな絵描いてる暇があったら、私の論文早く添削しろよ!」 と罵られるのだろうな。 しかし、そんなことなど百も承知である。 そのくらい、傲慢の罪エスカノールの登場には感動したのである。

皆さんどうですか、鳥肌が立つでしょ? 北斗の拳ドラゴンボール、魁 男塾でおなじみの、ゴ・ゴ・ゴ ・・・ っていう感じがたまらない。 というか、単純に反則だよな、この強さって。 どうやらエスカノールは、団長よりも強いらしいからな、これで悪い魔神族の奴らとも互角以上に闘える気がして、安心な気がするのだ。 

ほとんどの読者にとっては何のことかわからんかもしれんが、まぁ、許してくだされ。 毎回毎回、無料でブログを楽しんでいるのだから、たまには50歳過ぎて少年マガジンを読んでいるバカの心の声に耳を傾けるだけの寛容さを示すのも良かろう。

*****

先週、もう一つ 「うおおっ!!」 と叫んだ件があったのを思い出した。 仕事帰りに立ち寄るブックファーストという本屋さんで、いつものように店内を一周していたのである。 そしたら、芸能本のコーナーに、こんなのが平積みされていたのよ。

FUKIISHI―吹石一恵写真集 (ヤングサンデーブックス)

FUKIISHI―吹石一恵写真集 (ヤングサンデーブックス)

この手のタレント本はたくさんある。 ちなみにサル的なヒトは、吹石一恵さんと深津絵里さん、どっちがどっちか時々分からなくなることがあるのだが、基本的にどちらも大好きである。 しかしそうは言っても、この手のグラビア本に手が伸びることはなかなかない。 だって、50歳過ぎてグラビア本買うのって、ちょっと恥ずかしかったりするしな。 こんな本買うのは基本的には中坊とかだよな。

しかし、ブックファーストの店員さんはさすがであった。 その賢明な消費者のはずのサル的なヒトが、本に付けられた手書きの帯を見るなり、 「うおおっ!!」 と叫びながら、ガシッと一冊、衝動的に手に取ってしまったのだから。 手書きの帯にはこう書かれていた。

「 在庫僅少。」

やられた、という感じである。 まさに神コピー。 匠の技。 このタイミングでこう書かれたら、冷え込む一方で将来が見えない日本経済でもがき苦しむ消費者の一人であっても、財布のひもを緩めざるを得まい。 昭和中期型ロボ、マシャにいの嫁はんになってしまった吹石一恵さんだが、これからも応援したいと思う。 製薬業界にも多数いると思われるマシャロスに苦しむオネエさんたちは、頑張って生きてください。 人生は長いからね。

*****

というわけで、なんとこのブログ、今日のお話はここまでなのだ。 ホントは 「れ・さ」 のことなどを書こうと思っていたのだが、初のお絵描きで体力を使い果たしてしまった。 ・・・ 記事の内容だけじゃなくて、言い訳もまるで中坊並だ(笑)

*****

憎しみの連鎖なんぞに負けてたまるか。