小野俊介 サル的日記

いや、その、サル的なヒトだから・・・

今日のブログは、読みやすいぜぇ

今、学生の論文を添削中。 Fra○k、ちょっと待っててね (例によって何と意味のない伏字であることだろう)。(注1) 雑用が次から次に入って、脳みそがそのたびにリセットされるから、論文の内容に集中できない状況。 我々研究者にとって、実はこれが一番つらい状況である。 一見忙しそうなのに、楽しい仕事を何一つやっていない。

(注 1) という名の業務連絡
Fra○K、国内試験実施の有無と用量の違いの有無の因果関係は、集団を層別してロジスティック回帰して係数を比較するやり方ではなくて、propensity score 使って結論出そうか。 この論文はこれで良いけどね。 あとでメールするね。

(注 2)
私の所属する研究室に来て、勉強をきちんとしてもらえれば、誰でも数か月で(注 1)のような会話が普通にできるようになりますよ。 どうですか、皆さん、来年度大学院に来ませんか? やる気とちょっとした忍耐力 patience さえあれば、誰でも大歓迎ですよ。

・・・ さて、だから、本来こういう記事を書いている場合ではないのだが、なんかイライラしているので、気分転換のために書いちゃおう。 ややこしいことは書かないから、今日のブログは軽量級で、読みやすいぜぇ(杉ちゃん風に)

前回のブログは長くてややこしかったのだが、とても大事な主張をさせてもらっているので、ここに論文風に要旨(Abstract)を書いておこう。

要旨

「製薬企業の立場から」とか「規制当局の立場から」とかいう主張の仕方は、まったく意味不明である。 「小野俊介の立場から」と言っているのと同じくらい無意味で、説得力がない。 企業の人は、当局の業務や法制度について、もっと堂々と語ろう。 あなたたちの税金で国は成り立っているんだよ。 規制当局の人は、企業の仕事ぶりや戦略をきちんと論じよう。 患者(というか市民)はもちろん、何でも意見して良いに決まってるのよ。
でもね、そうした議論って、空虚な「立場」や「肩書き」にふんぞり返っている人には決してできない、ワザの求められる芸当なのよ。 くだらん「立場主義」信仰や「れぎゅらとりーさいえんす」信仰を捨てて、社会と個人の関係をちゃんと勉強しましょうね。

という感じかな。 どこからどう見ても論文風ぢゃないけどね。 まぁこんなもんでいいのよ、人生なんて。 成り行きで ・・・ オネエ言葉になってるのは、美輪明宏の紅白初出場の記事をさっきどこかで読んだからの気がする。

・・・・ 

今、はまっている漫画が 「三月のライオン」。 8巻くらいまで出てますよ。 大人にもほんとに面白いっす。

3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン (1) (ヤングアニマルコミックス)

高校生の将棋の棋士が主人公なんだけど、将棋マンガというわけではないのです。 将棋を全く知らない女性でも、何の問題もなく読めますよ。 登場人物 (棋士だったり、先生だったり、娘っ子だったり) の個性が際立っていて、素晴らしいのです。 また、話の本線とは関係ないところで、さりげなく、しかしちょこちょこと登場する和菓子屋のニャンコの台詞が、ワンダホーで楽しい! いや、ホントにヌコの台詞(せりふ)なんすよ、ダンナ。 ヌコ好きにはたまらんのですよ(笑)

6巻くらいで、主人公の家族同然の中学生の女の子が学校でいじめられる場面なんていうのもあるんですよ。 そりゃもう感情移入しちゃって、夜、ふとんの中で読みながら、また涙で枕を濡らしましたよ。 えーえー、私は47歳のおっさんですよ。 枕とパジャマの襟元に加齢臭がするオサーンですよ。だからって落涙して何が悪いんすか? え? 

俺の人生、陰湿にいじめられてばかり(注 3)。 心がねじ曲がった奴らがグルになっての理不尽ないじめと、見て見ぬふりをする周囲のヒト、といういじめの基本構図を見ると、いつでも感情が爆発しちゃうんですよ。 おまいら、いい加減にしやがれ! ってね。

(注 3) こっちもむこうもお互いに棺桶に足を突っ込みかけたジジイになったら、実名で洗いざらい悪事を書いてやるからな。 身に覚えのある奴ら、覚悟してろよ(笑) そこまで待ってやるのがサルの情けだ。 

松田優作が数々の映画の中で演じてた一匹狼のように、独りぼっちで、美しく、強く生きたいなぁ、と、この年になっても夢想しているサル的なヒト。 劇中の優作兄いのように拳銃をぶっ放すわけにはいかないが、拳銃の弾よりも痛い「言葉」の弾を放って、腐った社会をぶち抜いてやろうと思う。 ・・・ ムキーー、ハードボイルドでかっこいいぞ、自分!

ということで、皆さん風邪ひきませんように。 おやすみなさい。 もうすぐ選挙、実弾の世界だ。