Workerholic な業界人の皆さんも、さすがに正月三が日はほとんど出勤はしてませんよね。 でも、外国の人たちは 1月2日から働いていたりするから、自宅で普通に海外からのメールに対応している人たちも多いのでしょうね。 そういえばハーバードでも 1月 2日にはもう講義があって、相当な違和感を覚えつつも 「これが 『郷に入っては郷に従え』 ってことなんだねぇ」 と日本人同級生としみじみ話したのを思い出した。
さて、このサル的なヒトが年末にショックを受けたのは、紅白歌合戦に出てる歌手がわからなくなっていることであった。 さすがに石川さゆりとかサブちゃんとか、その手の人たちはわかるが、若い連中が全くわからん。 テレビを見てる子供たちに 「YUI、活動休止するんだって」 とか言われても、そもそもその YUI とかいうのが活動しているのを見たことも聞いたこともない自分としては、感慨の持ちようがない。
西野カナとかいう茶髪のねーちゃんが出てたが、あれを見てサル的なヒトは 「♪ トイレーには それはそれはきれいなー 女神さまがおるんやでぇ」 の純朴なおねいさんが芸能界の不純な色に染まってあんな変わり果てた姿になってしまったのかと、心底びっくりしたぞ。 いや、ネタじゃなくマジで。 あれは別人なんだってな。 マジなので、(笑)マークを付けることができん。
さて、年末年始は帰省先の親戚や知人といろいろ話をしたが、皆それぞれに大変でしんどい状況である。 商売(経済状況)も大変、健康も大変、家族の世話も大変。 親、おじ・おばが皆 70歳、80歳という状況。 私の東京暮らしの大変さなんぞ全然大したことないぞ、という気にもなる。
帰省して、生活環境がまったく違う人たちと話をすると、普段我々の心の中の 90% くらいを占めている会社や役所といった組織の「立場」という代物が、どれほど浮ついた、役に立たないものであるかがわかるよね。 例えばね、「今の会社での私のポストは ・・・」 「役所での私の業務は ・・・」 なんて話で盛り上がる同窓会なんて聞いたことがないでしょ? そんな話なんぞ、したくもないし、誰も聞きたくもない。 でも中には年をとっても(50歳、60歳になっても)そういう話ばかりしている空気読めない阿呆もいる。 20代、30代といった尻が青い世代の同窓会では、むしろそんな話ばかりだったりするんだよな。 虚栄心と出世欲まみれの同窓会(笑) そんな気持ちの悪い同窓会を自分たちも開いた経験があって、振り返るとこっ恥ずかしい。
尻の青い人たちは、この本の「同窓会」のエピソードを読みましょう。
ハーバードからの贈り物 (Harvard business school press)
- 作者: デイジー・ウェイドマン,幾島幸子
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だから今年も私は黙々と学問をしますよ。 邪魔する奴、雑音を入れる奴は、許さんからな。 ちなみに今日は interval-censored なデータを処理する生存分析の新しい方法を教科書で学びました。 そのことがたまらなく嬉しい。 これで新しい分析ができると思うと、オラ、ワクワクしてきたぞ(悟空ふうに)!
こういう変態がもっと私のまわりに増えないかなぁ。 最近私の周りには、エラくなることや、顔が売れることや、他人を支配することや、お金が儲かることが好きな人たちばかり多くて、実につまらん。
では皆さん、今年もがんばりましょうね。