僕たちのまわりには、威張りんぼう、理屈人間、自己中心人間、左脳人間ばかり。
まず情が先にたつ人や、まず他人の幸せが気になる人には、生きにくい世の中である。
・・・などと息抜きのブログの中ですら、フェミニズムの倫理(ethics of care)を説明してやろうなどと考えてしまう私も、典型的なダメダメ理屈オヤジ。
若い人たちはこんなダメダメな大人にはなってはいけない。
散歩しているわんこの肉球を触らせてもらったり、
夜の公園で三者会談している野良猫の観察をしたり、
カブトムシの幼虫がさなぎになる様子を半日ほどながめたり、
どうすれば渋谷の駅で寝ているホームレスの人たちの頭のところにこっそり100円玉を置けるかを考えたり、(うーむ。これはやや左脳か・・)
そういうことを一緒に楽しめる人たちが、もっとまわりにいれば良いのになぁと思う。
威張りんぼうや理屈人間に囲まれて、心は、日々ささくれるばかり。
こうの史代さんの本を久しぶりに本棚から取り出して、泣こうか。
桜の時期は過ぎたけど。
- 作者: こうの史代
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2004/10/12
- メディア: コミック
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