小野俊介 サル的日記

いや、その、サル的なヒトだから・・・

カブトムシ、ザリガニ

どうも平日のブログでは理屈ばかりこねているなぁ。 自分のブログを読み返して自己嫌悪に陥る。

理屈を書くのが商売とはいえ、全日本「こんな理屈っぽいオヤジには近寄りたくない」選手権があったら、かなり上位にランキングされてしまうだろうな。 あー、ヤダヤダ (Tokyo FM 日曜日 17:00 NISSANあ、安部礼司」の矢田三郎風に)。

NISSAN あ、安部礼司 〜 BEYOND THE AVERAGE 〜

理屈屋、威張りん坊、媚(こび)売り屋さん、弱いものいじめ・・・。 週末くらいそんな連中のことを忘れたいのに、悪夢にうなされる。 サラリーマンって病気だよね、お互い。

自分自身がこんなにイヤな人間なんだから、周囲の人間を嫌悪するってのは笑い話にしかならないのだが、でも、書こう。 最近の私たち、情が無さすぎですよね。 正確には、東京人、都会人だけの話かもしれないけど。

身なりがしっかりしているおじさん・にーちゃんですら、都会の路上で倒れたら、だれからも声をかけられずに(それどころか、道行く人々にひょいとその身体の上を跨がれたりして)放置されていたりする。 確かに、ほとんどの場合、そういう連中は酔っ払いなわけで、下手するとゲロ吐いてたり、ズボンのチャックが開いてたりと、まぁ見ていて爽やかな方々ではないんだけど、せめてちょっと立ち止まって、「ちゃんと息してるかな?」 「アルコール臭いかな?」くらいは確認しましょうよ。 「大丈夫っすか?」と声をかけたって、ほんの数分。 あの人たちは誰かのお父さんであり、誰かの息子。 それ以前に、あなた自身が具合が悪くなって、路上に倒れている姿を想像しましょうよ。

またか、と思われても何度でも書くが、都会人のホームレスへの知らん顔・無関心も異常。 自分があの冷たく固いコンクリートの上で寝ることを想像できないほど、お仕事で疲れ果てているんだろうけど。 でもね、僕らは彼ら、彼らは僕ら。 境界線なんてありませんよ、実際のところ。

スーパーで腰の曲がったおばあさんに一言、二言くらい話しかけたって、あなたの人生減りゃしませんよ。 ちっちゃい人間(子供、赤ちゃんね)抱えて街中で困ったことになっているおかあさんのお手伝いをしてあげたところで、その間にあなたの会社は潰れたりしませんよ。

ま、いいや。 人間のことを考えているとイライラするから、飼っているカブトムシと会話しよう。 全20匹、みんな立派な蛹(さなぎ)になりました。 もう1、2週間で「カブトムシ」の形になって、世の中に出てくる。 うれしいなぁ。 この世で同じ時間を共有できた生き物の仲間。 ほんの短い命を楽しもう、お互い(笑)。

カブトムシ欲しい方は、遠慮なくコンタクトしてください。 取りに来てもらえると有難いっす。

東大には、本郷キャンパス駒場キャンパスの二つのキャンパスがありますが、どちらにも大きな池がある。 三四郎池と一二郎池(後者は通称)。 どちらにもザリガニさんが住んでますよ。

今週号のビッグコミック、ゴルゴが1100メートルの距離からの狙撃をM-16で成功させているのは必見。 前に書いたように、敵の銃弾をかわす、という荒業も成し遂げている。 銃口からの発射光を見て、銃弾をかわす、というやつね。 (光の速さ)>>>(銃弾の速さ)だから、可能。

アイアムアヒーロー最新刊(9巻)を読みながら、面白い恐怖映画が最近ないなぁ、などと思う。 ホラー、特にゾンビ系については、このおぢさんは、ちょっとうるさい。 そのうち、なんか書き始める予感。

では皆さん、良い土曜日、日曜日を。

アイアムアヒーロー 9 (ビッグコミックス)

アイアムアヒーロー 9 (ビッグコミックス)