最近、確実に頭が悪くなっている。 目の前にいる人の名前が思い出せないことが増えたのは加齢のせいだと思うが、それに輪をかけて、さらに悪くなっているような気がする。 自分、こういう症状を前にもブログで書いたはずなのに、いつ書いたのかが思い出せない(笑)
芸能人の名前が出てこない。 申し訳ないのだが、私は深津絵里と吹石一恵が大好きである。 好きと言っておきながら、二人のうちの一方がテレビに出たときに、すぐに名前が出てこない。
なぜか私が覚えているのは、(1) この二人が「は」行の名字であることと、(2) 名字の二番目のひらがなが五十音順で連続していること。 こんなややこしいことを覚えてるのに、なぜ名前は覚えられないのであろう?
テレビでどちらかの顔を見つけると、頭の中で格闘が始まる。
「は、ひ、ふ、へ、ほ。 は・・畑田? ひ・・菱山? 日村? ・・ 違うなぁ。 ふ・・・ふ・・・あ、思い出した! どちらかは深津だ! ということは、もう一人の方は、フキ・・蕗山? いや、なんか違う ・・・ フキ・・吹石だぁ! で、この娘は、眉毛が濃いのを 『 バブルへGO 』という映画でネタにされていた方だから、吹石一恵ちゃんだぁ!!」
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それに加えて、集中力の欠如が甚だしい。 本を読もうと思っても、数分間で集中力が切れて、本の内容とは違うことを考えてしまう。 「これは何か異常だぞ。 俺は脳ドックに行った方がよいのではなかろうか? 同僚の脳科学者の池谷先生に相談すべきか・・・」と思ってたら、何のことはない、みんな同じなんっすね。 この本読んでわかったぞ。
- 作者: ラリー D.ローゼン,ナンシーチーバー,マークキャリアー,児島修
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- 休日もメールが来てないかが不安でしょうがない。 家族とディズニーランドに来てるのに、スマホで会社のメール見てる。
- 仕事の途中で、画面の端に「メール来ましたよ」サインが出ると、すぐにそっちを見ちゃう。 仕事が中断しまくり。
- ディスプレーが二面になって、マルチタスクがし易くなったと素直に喜んでみたりする。 でも、まともにマルチタスクしている人なんて見たことがない。
- 仕事を始める前に、まず、新聞記事や情報まとめサイトに立ち寄って、何十分も時間を浪費してしまう。
この本、いろいろ面白いネタが書いてあります。 例えば、
- 観察研究によると、コンピューター・プログラマーは3分おきに集中力を切らす。 会議中にノートパソコンを使うと2分おきに気が散っている。
- 人間の脳は、マルチタスクができないようになっている。
- 朝、ベッドから出るよりも先に、まずメールをチェックするアメリカ人は24%。
良かった良かった。 僕だけじゃない。 というか、我々みんな病気だ(笑) 完全にビョーキ。 著者たちは iDisorder と称している。
で、私の集中力再生法。 一番良いのは、大学の図書館に行くこと。 大学生の若者は、社会人と違ってガチンコで勉強してますからね。 図書館の中で彼らの中に混じると、必然的にガチンコモードになれる。 「斜め前に座って、刑法やってるあの学生よりも、30分は長く勉強してやる! 勝負!」 と心に誓ったりするわけです。 途中、膀胱がパンパンになっても「あいつが席を立たぬ以上、俺も立てん!」と必死で我慢したりして。 何か間違った方向の集中力ですね。 身体に良くないので、皆さんは真似しないように。