あー あたしのはーとは すとっぷもーしょん ・・・
などと能天気に呟きながら仕事をしているサル的なヒト。 本来ならば連休に仕上げなければならなかった学生の論文の添削がなぜか終わっていないのである。 とりあえず学生さんには頭を下げておく。
サル的 「いやー、ごめんごめん。 連休中いろいろ仕事が忙しくてね、添削に手をつけられなかったんだよ」
学生 「分かってますよ、センセイが忙しいことくらい。 気にしないでください。 センセイが連休中に書かれてた前回のニャンコのブログも楽しかったですよぉ ・・・ くだらないブログは書く時間があっても、あたしの論文を直す時間はなかったみたいですねぇ ・・・ 」
サル的 「 ・・・ 」
と厳しいプレッシャーを受けているため、こんなに麗らかな春の日であっても部屋の中で仕事をしないといけないのである。 せめて仕事中の鼻歌くらい許してもらおう。
初夏にぴったりのメロディ。 若造どもは知らんだろうが、昭和にはこんな素晴らしい曲がゴロゴロと転がっていたのだ。 うらやましいだろ？ ほら、昭和の皆さん、大きな声でご一緒に！
あー あたしのはーとは すとっぷもーしょん！
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なんかヤケクソな香りが漂う今日のサル的日記。 ヤケクソなのはいつものことなのだが、今日は特に投げやり感があふれていることにお気づきの読者も多かろう。 実はホントに悲しいことがいくつも起きたのよ。
その１。 東大の近所の有名なケーキ屋さん、近江屋さん閉店。
東大ＯＢ・ＯＧならみんな知ってるお店。 昔からずーっと本郷通りに鎮座してた、背の高いガラス張りのシャレたケーキ屋さん。 たとえば 「やったー、修士論文の発表、うまくいったぞぉ！ みんなでケーキでお祝いだぁ！」 ってときに、学生や秘書さんがちょいと買い出しに出かけるお店、それが近江屋さんだったのだ。 スタンダードなイチゴショートも美味しいし、季節の果物を使ったケーキもとても美味しいのよ。 私はイチジクを使った季節のケーキがとても好きだった。 女性陣からは 「あの店は調理パンがフツーにとても美味しくて、いつもランチに買っていたのにぃ！ これからどうすんのよ？ きーっ！ あんた、責任取んなさいよ！」 という八つ当たりにも近い悲鳴が多数上がっている （含む家人）。
４月２８日に閉店したらしく、店頭に貼られていた告示を見て私が気づいたときにはもうお店の中は真っ暗であった。 あーあ。 なんてこったい。 人間、驚いたときには声が出ないことを久しぶりに思い出した。
その２。 なんと、その並びにあるリンガーハットがもう撤退（笑）。
いや、笑ってる場合じゃないぞ。
早い。 撤退の決断をくだすのが早すぎるぞ、リンガーハット屋さん、いや、長崎ちゃんぽん屋さん。 あんたらオープンしてから１年も経ってないだろ？ 本郷通りって、そんなに集客条件が悪いのだろうか？ たまの贅沢で、餃子が３個ついたちゃんぽんのセット（６３０円）を食うのが、楽しいことが何一つない目下のオレの人生の４番目くらいの幸せだったのに ・・・。
その３。 「かねやす」 も閉店
本郷三丁目の交差点でぼーっと信号待ちで立っているときに目に留まる 「本郷も かねやすまでは 江戸のうち」 という看板がある、あの有名なお店。 江戸時代からの歴史を終えたのである。 このところずっとお店のシャッターが下りたまま。
その４。 通勤経路にあったパエリア屋さんに至っては倒産してしまった。
パエリア５００円という看板が出ていたので、「おおっ、こりゃ安い！ いつか使おう」 と思って毎日その横を通り過ぎていたのだが、先週、ふとシャッターを見たら貼り紙が。
「告示 破産管財人（弁護士） ○○×× このお店の持ち主は破産した。 お店の中のものには一切、手を付けてはならぬ」 ・・・ そうか。 もう驚く気も失せた。 流行モノの店なんて、こんなもんか。
その５。 渋谷のブックファースト、６月に閉店。
とどめはこれ。 通勤経路にあるし、夜１１時まで開店してるので、毎日のように立ち寄っていたのに。 本屋さんつぶれ過ぎである。 もはやニポンでは、渋谷の駅前という超一等地でも本屋はダメなのね。 ちなみに本郷三丁目の唯一の本屋さんも先週歯医者さんになってしまった。 どうなってんだ、ニポン。 電車の中で何かに憑りつかれたみたいにスマホでゲームやっている呆けた顔のニポン人を見てると絶望的な気分になる。 反射神経でのみ生きるのならゾンビと大して変わらんぞ、お前ら。 本読まんかい！
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といった感じの日々である。 楽しいこと、うれしいことがマジで何一つない。 仕方ない、せめて妄想の世界で素敵な出会いでも求めるか。 鼻歌しながら仕事しよ。
あーあ あたしのはーとは すとっぷもーしょん ・・・ っと (´・ω・`)
